【仕事・お金】社会福祉士が綿菓子販売で感じたAI時代の人との接触

このブログでは、コーチングやソーシャルワークの理論などを基盤に「場づくり」「Well-being」に関する情報をお届けしています。ブログのほか様々なメディアで情報提供しています。(Xはこちら)・(YouTubeはこちら

こんにちは、森山です。

今回の記事では、場づくりや関係づくり、まちづくりや家庭、職場をより豊かなものにしたいと考えている皆さんと、「仕事」「働くこと」「お金のやり取り」について考えてみたいと思います。

今回の内容で

  • 自分らしく働くこと
  • 誰かの役に立つこと
  • 支え合い高め合える関係性

について一緒に考えていくきっかけにできれば嬉しいです。

働き方やキャリア、経済的安定や自己実現、社会貢献や地域課題の解決に必死で向き合う方とともに考える場にしていきたいと思います。

デジタル化が進みAI化する「仕事」のなかで失われつつあるもの

私たちの仕事は、今やパソコンなしには成り立ちません。デジタル化は日々進み、効率化や利便性をもたらしてくれています。このブログ記事も、パソコンを使って書いています。

世の中の多くの仕事が、画面の中だけで完結するようになりました。データのやり取り、オンラインでの商談、キャッシュレス決済。すべてが便利で、スピーディーです。

でも、そんな中で気づいたことがあります。

誰かの困りごとを直接受け止めて解決する、そんな仕事の「臨場感」が薄れてきているのではないか…。

お金のやり取りや、感謝の気持ちを肌で感じる機会が、確実に減ってきているのではないでしょうか。

まちのイベントで綿菓子屋さんをして思い出した大切なこと

実は先日、地域のお祭りで綿菓子屋さんのお手伝いをする機会がありました。日頃、若者たちと活動をする中でつながっている大学生のお手伝いとして、綿菓子を売ったんです。

人とのやり取りという大事なこと

実はその時に、「大事なこと」を思い出した気がしたんです。

その大事なこととは「人とのやりとり」です。

綿菓子がめっちゃ売れたことで膨大なやり取りをした

ほんの数時間でしたが、綿菓子がめちゃくちゃ売れたんです。

久しぶりに、リアルな取引の「温度」を感じた時間でした。

  • 「どのわたあめにする?」
  • 「いちごが200円だよ」
  • 「500円お預かりします。お釣り300円ね」
  • 「この列に並んで待ってね」

子どもたちの表情、声、迷い、嬉しさ。私の手に触れる硬貨やお札。「綿菓子」が作られて、手渡されて、子どもたちの笑顔を作る。

その一連の流れ。

私たちも、「次のお客さんはいちごです」「まだザラメ大丈夫ですか?」「疲れてません?」と声を掛け合いながら、時間が過ぎていきました。

価値を届ける人と待ってくれる人、支える人の循環

たった100円・200円の綿菓子でも、そこには価値を届ける人、待ってくれる人、支える人がいて、その循環の中で生まれる「ありがとう」がある。

なんとも言えない、温かい時間でした。

経済の本質は「人と人との小さな交換」

今この瞬間も、世界の経済はめまぐるしく動いています。円安だ、景気だ、株価だ…。

でも、経済の本質は「人と人との小さな交換」なのではないか?そんなことを、綿菓子屋さんで改めて思い出したんです。

私がこれまで関わってきた医療も、介護も、福祉も、教育も、まちづくりも、そしてオンラインで提供しているサービスも、すべて「人」とのやり取りです。

どれだけデジタル化しても、どれだけ効率化しても、価値は人の手から生まれ、人の心に届けられるもの。

場づくり・関係づくりにおける「人」の重要性

場づくりや関係づくり、まちづくりや家庭、職場を豊かにしたいと考えている皆さんにとって、この「人」の存在を忘れないことは、とても大切だと思うんです。

仕事や働くことは、単なる作業やタスクの集まりではありません。そこには必ず「人」がいて、その人たちとの関わりの中で価値が生まれます。

お金のやり取りも同じです。キャッシュレスで便利になった分、「ありがとう」の実感が薄れているかもしれません。でも、本来、お金は感謝や価値の交換の象徴と考えられるのではないでしょうか?

デジタル時代だからこそ「温もり」を大切に

デジタルツールは本当に便利です。私自身、オンラインで価値を届けることに取り組んでいます。

でも、だからこそ、リアルな交流や、直接の感謝の言葉、手渡しの温もりを大切にしていきたい。

場づくりでも、まちづくりでも、家庭でも、職場でも、「人」がいることを忘れてはいけない。

その人たちとの関わりの中で生まれる小さな「ありがとう」を大切にしていく。

それが、豊かなコミュニティや関係性を育むための、原点なのではないでしょうか。

社会福祉士が場づくりで感じるデジタル時代の人との接触 まとめ

ここまでお伝えしてきたように、綿菓子屋さんでの数時間は、私にとって大きな気づきの時間でした。

デジタル化が進む時代だからこそ、「人」との直接的なやり取りの温もりを忘れない。

そんな視点を持ちながら、これからも仕事や活動に取り組んでいきたいと思います。

皆さんは、最近「人」との温もりを感じた瞬間はありましたか? よかったら、感想や体験をシェアしていただけると嬉しいです。

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Mocchy

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